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02月21日-議案上程・説明・質疑-01号

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  1. 古河市議会 2011-02-21
    02月21日-議案上程・説明・質疑-01号


    取得元: 古河市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-30
    平成23年  3月 定例会(第1回)        平成23年第1回古河市議会定例会会議録 第1号平成23年2月21日(月曜日)午前10時 3分開会 ○議長(堀江久男君) 皆さん、おはようございます。開会に当たりまして、一言ごあいさつ申し上げたいと思います。 議員の皆様方には何かと御多用の中、平成23年第1回定例会に御出席を賜りまして、まことにありがとうございます。慎重審議の上、議会運営が円滑にできますことをお願い申し上げまして、簡単ではありますけれども、開会前のあいさつにかえさせていただきます。 開会に先立ちまして、白戸市長より発言を求められておりますので、これを許します。 白戸市長。 ◎市長(白戸仲久君) 皆さん、おはようございます。平成23年第1回古河市議会定例会が開会されるに当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。 議員の皆様には、日ごろから市政に対しまして御理解、そして御協力を賜っておりますことに対しまして、厚く御礼を申し上げます。今回の定例会では、お手元に資料を配付させていただきましたとおり、平成23年度各会計予算、平成22年度各会計補正予算、条例の制定、改正に関する議案45件、報告8件の合計53件について御審議をお願い申し上げるものでございます。平成23年度の市政運営の基本的な考え方と主な施策の概要につきましては後ほど施政方針の中で、また議案等の内容につきましては提案理由の中でそれぞれ御説明したいと存じます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げまして、あいさつとさせていただきます。よろしくお願いいたします。議 事 日 程 第1号  平成23年2月21日(月曜日)午前10時開議第 1 開  会                                     第 2 開  議                                     第 3 会議録署名議員の指名                               第 4 会期の決定                                    第 5 諸般の報告                                    第 6 平成22年陳情第1号 「選択的夫婦別姓を認める民法の一部改正」に反対を求める意見書               提出に関する陳情書                         平成22年陳情第7号 場外車券売場設置に関する陳情書                     (総務常任委員会委員長報告、質疑、討論、採決)                第 7 陳情付託の件                                   第 8 施政方針                                     第 9 報告第 1号 和解及び損害賠償の額の決定についての専決処分の報告について         報告第 2号 和解及び損害賠償の額の決定についての専決処分の報告について         報告第 3号 和解及び損害賠償の額の決定についての専決処分の報告について         報告第 4号 和解及び損害賠償の額の決定についての専決処分の報告について         報告第 5号 和解及び損害賠償の額の決定についての専決処分の報告について         報告第 6号 和解及び損害賠償の額の決定についての専決処分の報告について         報告第 7号 和解及び損害賠償の額の決定についての専決処分の報告について         報告第 8号 和解及び損害賠償の額の決定についての専決処分の報告について           (説明、質疑)                                第10 議案第15号 古河市事務分掌条例の一部改正について                    議案第16号 古河市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償等に関する条例の一           部改正について                               議案第17号 古河市職員の給与に関する条例の一部改正について               議案第18号 古河市国民健康保険税条例の一部改正について                 議案第19号 古河市手数料条例の一部改正について                     議案第20号 古河市企業立地調整基金条例の制定について                  議案第21号 古河市合併特例振興基金条例の一部改正について                議案第22号 古河市緊急援護資金貸付基金条例の一部改正について              議案第23号 古河市医療福祉費支給に関する条例の一部改正について             議案第24号 古河市ファミリーサポートセンターの設置及び管理に関する条例の一部           改正について                                議案第25号 古河市国民健康保険条例の一部改正について                  議案第26号 古河市都市公園条例の一部改正について                    議案第27号 古河市公共下水道事業受益者負担に関する条例の一部改正について        議案第28号 古河市農業集落排水処理施設の設置及び管理に関する条例の一部改正につい           て                                     議案第29号 第1次古河市総合計画基本構想の一部変更について               議案第30号 古河市土地開発公社の解散について                      議案第31号 市道の路線廃止について                           議案第32号 市道の路線認定について                           議案第33号 土地の無償譲渡について                             (提案理由説明)                               第11 議案第34号 平成22年度古河市一般会計補正予算(第7号)                議案第35号 平成22年度古河市国民健康保険特別会計事業勘定補正予算(第3号)    議案第36号 平成22年度古河市国民健康保険特別会計(直診勘定)補正予算(第3号)    議案第37号 平成22年度古河市古河福祉森診療所特別会計補正予算(第3号)       議案第38号 平成22年度古河市介護保険特別会計保険事業勘定補正予算(第4号)    議案第39号 平成22年度古河市介護保険特別会計介護サービス事業勘定補正予算           (第3号)                                 議案第40号 平成22年度古河市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)         議案第41号 平成22年度古河市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)        議案第42号 平成22年度古河市ゴルフ場事業特別会計補正予算(第2号)          議案第43号 平成22年度古河市古河駅東部土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)    議案第44号 平成22年度古河市片田南西部土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)    議案第45号 平成22年度古河市水道事業会計補正予算(第3号)                (提案理由説明)                               第12 議案第 1号 平成23年度古河市一般会計予算                       議案第 2号 平成23年度古河市国民健康保険特別会計事業勘定)予算           議案第 3号 平成23年度古河市国民健康保険特別会計(直診勘定)予算           議案第 4号 平成23年度古河市古河福祉森診療所特別会計予算              議案第 5号 平成23年度古河市後期高齢者医療特別会計予算                議案第 6号 平成23年度古河市介護保険特別会計保険事業勘定)予算           議案第 7号 平成23年度古河市介護保険特別会計介護サービス事業勘定)予算       議案第 8号 平成23年度古河市公共下水道事業特別会計予算                議案第 9号 平成23年度古河市農業集落排水事業特別会計予算               議案第10号 平成23年度古河市ゴルフ場事業特別会計予算                 議案第11号 平成23年度古河市古河駅東部土地区画整理事業特別会計予算          議案第12号 平成23年度古河市片田南西部土地区画整理事業特別会計予算          議案第13号 平成23年度古河市公共用地先行取得特別会計予算               議案第14号 平成23年度古河市水道事業会計予算                       (提案理由説明)                               第13 新生古河建設計画検討調査特別委員会最終報告について                     (新生古河建設計画検討調査特別委員会委員長報告)              第14 散  会                                                                          本日の会議に付した事件日程第 1 開  会                                   日程第 2 開  議                                   日程第 3 会議録署名議員の指名                             日程第 4 会期の決定                                  日程第 5 諸般の報告                                  日程第 6 平成22年陳情第1号 「選択的夫婦別姓を認める民法の一部改正」に反対を求める意                 見書提出に関する陳情書                       平成22年陳情第7号 場外車券売場設置に関する陳情書             日程第 7 陳情付託の件                                 日程第 8 施政方針                                   日程第 9 報告第 1号 和解及び損害賠償の額の決定についての専決処分の報告について         報告第 2号 和解及び損害賠償の額の決定についての専決処分の報告について         報告第 3号 和解及び損害賠償の額の決定についての専決処分の報告について         報告第 4号 和解及び損害賠償の額の決定についての専決処分の報告について         報告第 5号 和解及び損害賠償の額の決定についての専決処分の報告について         報告第 6号 和解及び損害賠償の額の決定についての専決処分の報告について         報告第 7号 和解及び損害賠償の額の決定についての専決処分の報告について         報告第 8号 和解及び損害賠償の額の決定についての専決処分の報告について   日程第10 議案第15号 古河市事務分掌条例の一部改正について                    議案第16号 古河市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償等に関する条例             の一部改正について                             議案第17号 古河市職員の給与に関する条例の一部改正について               議案第18号 古河市国民健康保険税条例の一部改正について                 議案第19号 古河市手数料条例の一部改正について                     議案第20号 古河市企業立地調整基金条例の制定について                  議案第21号 古河市合併特例振興基金条例の一部改正について                議案第22号 古河市緊急援護資金貸付基金条例の一部改正について              議案第23号 古河市医療福祉費支給に関する条例の一部改正について             議案第24号 古河市ファミリーサポートセンターの設置及び管理に関する条例の             一部改正について                              議案第25号 古河市国民健康保険条例の一部改正について                  議案第26号 古河市都市公園条例の一部改正について                    議案第27号 古河市公共下水道事業受益者負担に関する条例の一部改正について        議案第28号 古河市農業集落排水処理施設の設置及び管理に関する条例の一部改正に             ついて                                   議案第29号 第1次古河市総合計画基本構想の一部変更について               議案第30号 古河市土地開発公社の解散について                      議案第31号 市道の路線廃止について                           議案第32号 市道の路線認定について                           議案第33号 土地の無償譲渡について                     日程第11 議案第34号 平成22年度古河市一般会計補正予算(第7号)                議案第35号 平成22年度古河市国民健康保険特別会計事業勘定補正予算(第3             号)                                    議案第36号 平成22年度古河市国民健康保険特別会計(直診勘定)補正予算(第3             号)                                    議案第37号 平成22年度古河市古河福祉森診療所特別会計補正予算(第3号)       議案第38号 平成22年度古河市介護保険特別会計保険事業勘定補正予算(第4             号)                                    議案第39号 平成22年度古河市介護保険特別会計(介護サービス事業勘定)補正予算             (第3号)                                 議案第40号 平成22年度古河市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)         議案第41号 平成22年度古河市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)        議案第42号 平成22年度古河市ゴルフ場事業特別会計補正予算(第2号)          議案第43号 平成22年度古河市古河駅東部土地区画整理事業特別会計補正予算(第             3号)                                   議案第44号 平成22年度古河市片田南西部土地区画整理事業特別会計補正予算(第             2号)                                   議案第45号 平成22年度古河市水道事業会計補正予算(第3号)        日程第12 議案第 1号 平成23年度古河市一般会計予算                       議案第 2号 平成23年度古河市国民健康保険特別会計事業勘定)予算           議案第 3号 平成23年度古河市国民健康保険特別会計(直診勘定)予算           議案第 4号 平成23年度古河市古河福祉森診療所特別会計予算              議案第 5号 平成23年度古河市後期高齢者医療特別会計予算                議案第 6号 平成23年度古河市介護保険特別会計保険事業勘定)予算           議案第 7号 平成23年度古河市介護保険特別会計介護サービス事業勘定)予算       議案第 8号 平成23年度古河市公共下水道事業特別会計予算                議案第 9号 平成23年度古河市農業集落排水事業特別会計予算               議案第10号 平成23年度古河市ゴルフ場事業特別会計予算                 議案第11号 平成23年度古河市古河駅東部土地区画整理事業特別会計予算          議案第12号 平成23年度古河市片田南西部土地区画整理事業特別会計予算          議案第13号 平成23年度古河市公共用地先行取得特別会計予算               議案第14号 平成23年度古河市水道事業会計予算               日程第13 新生古河建設計画検討調査特別委員会最終報告について             日程第14 散  会                                                                        出 席 議 員    議 長   堀 江 久 男 君   │    14番   関 口 哲 男 君     副議長   黒 木 ヒサ子 君   │    15番   石 丸 一 男 君      1番   高 橋 秀 彰 君   │    16番   増 田   悟 君      2番   佐 藤   稔 君   │    17番   倉 持 健 一 君      3番   佐 藤   泉 君   │    20番   針 谷   力 君      4番   落 合 康 之 君   │    21番   渡 邊 澄 夫 君      5番   渡 辺 松 男 君   │    22番   小 林 正 夫 君      6番   鈴 木   隆 君   │    23番   館 野 あさ子 君      7番   園 部 増 治 君   │    24番   四 本 博 文 君      8番   舘 野 洋 二 君   │    25番   宇都木 信太郎 君      9番   秋 庭 和 子 君   │    26番   山 室 和 男 君     10番   水 上 高 一 君   │    27番   黒 川 輝 男 君     11番   長 浜 音 一 君   │    28番   並 木   寛 君     12番   初 見 初 江 君   │    29番   小森谷 英 雄 君     13番   赤 坂 育 男 君   │                                                         欠 席 議 員    30番   山 腰   進 君   │                                                           説明のため出席した者   市  長   白 戸 仲 久 君   │   副 市 長   平 沢   進 君                      │                       副 市 長   牛 島 授 公 君   │   企画調整   秋 山 康 夫 君                       │   部  長                                   │                       総務部長   鈴 木 源 一 君   │   都市計画   渡 辺 利 秋 君                       │   部  長                                   │                       財政部長   桑 名 克 己 君   │   建設部長   栗 原 春 男 君                       │                       市民生活   須 藤   厚 君   │   上下水道   古 澤 朝 夫 君    部  長               │   部  長                                   │                       環境安全   金 谷   清 君   │    会計部長   堀 江 美佐雄 君   部  長               │                                          │                       福祉部長   青 木 善 和 君   │   教育委員   遠 藤 道 夫 君                       │   会教育長                                   │                       健康推進   荒 井 孝 行 君   │   教育委員   小 竹   久 君   部  長               │   会 学 校                                   │   教育部長                                   │                       産業部長   平   宏 行 君   │   教育委員   田 辺 岳 雄 君                       │   会 社 会                                  │   教育部長            議会事務局職員出席者   事務局長   北 川 憲 一 君   │   主  幹   小野里 美由紀 君                         │                         次  長   植 竹 英 世 君   │   主  幹   鹿久保 智 代 君      次長補佐               │                                            │                         兼 議 事   三 村 英 雄 君   │   主  幹   小 林 央 一 君      調査係長               │                                            │                                            │                         次長補佐   阿久津   守 君   │                         兼 議 会               │                         総務係長               │                      平成23年2月21日(月曜日)午前10時 3分開議          〔議長堀江久男議員、議長席に着く〕 △日程第1 開会の宣告 ○議長(堀江久男君) ただいまの出席議員は29名であり、定足数に達しておりますので、これより平成23年第1回古河市議会定例会を開会いたします。 △日程第2 開議の宣告 ○議長(堀江久男君) 直ちに本日の会議を開きます。 △日程第3 会議録署名議員の指名 ○議長(堀江久男君) 次に、本日の会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において黒木ヒサ子議員、針谷 力議員、渡邊澄夫議員、以上3名を指名いたします。 △日程第4 会期の決定 ○議長(堀江久男君) 次に、日程第4、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から3月8日までの16日間といたしたいと存じます。これに御異議ありせんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堀江久男君) 御異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期は、本日から3月8日までの16日間と決しました。 なお、会期中の日程につきましては、お手元に配付してあります平成23年第1回古河市議会定例会会期予定表により、あらかじめ御承知おき願います。 △日程第5 諸般の報告 ○議長(堀江久男君) 次に、日程第5、諸般の報告をいたします。 地方自治法第121条の規定により、説明のため市長、副市長、教育長ほか各主管部課長の出席を求めてありますので、御了承願います。 次に、さきの平成22年第4回古河市議会定例会以降、今期定例会に至る各種議長会等への出席状況につきましては、お手元に配付してあります議員派遣一覧表報告のとおりでありますので、ごらんおき願います。 次に、監査委員から報告のありました平成22年11月分及び12月分の例月現金出納検査結果につきましては、お手元に配付してあります例月現金出納検査結果報告書のとおりでありますので、ごらんおき願います。 次に、さきの平成22年第4回古河市議会定例会において議決されました土地改良事業予算の確保を求める意見書、拡大生産者責任(EPR)とデポジット制度の法制化を求める意見書、TPP交渉への参加の撤回を求める意見書、保険業法の制度と運用を見直し、自主共済制度の保険業法適用除外を求める意見書、以上4件につきましては、12月9日付をもって各関係機関あて提出いたしましたので、報告いたします。 以上、報告いたします。 △日程第6 平成22年陳情第1号 「選択的夫婦別姓を認める民法の一部改正」に反対を求める意見書提出に関する陳情書      平成22年陳情第7号 場外車券売場設置に関する陳情書 ○議長(堀江久男君) 次に、日程第6、平成22年陳情第1号 「選択的夫婦別姓を認める民法の一部改正」に反対を求める意見書提出に関する陳情書及び平成22年陳情第7号 場外車券売場設置に関する陳情書、以上2件を一括して議題といたします。                                                                        平成23年2月21日古河市議会議長 堀 江 久 男 殿                         総務常任委員会委員長 水 上 高 一            陳 情 審 査 報 告 書 本委員会に付託された陳情は、審査の結果下記のとおり決定したので、会議規則第137条の規定 により報告します。                     記┌──────┬─────────────────┬────────┬────────┐│ 受理番号 │     件     名     │ 審査結果   │  意  見  │├──────┼─────────────────┼────────┼────────┤│      │「選択的夫婦別姓を認める民法の一部│        │        ││平成22年 │                 │採択すべきものと│        ││      │改正」に反対を求める意見書提出に関│        │        ││陳情第1号 │                 │決定      │        ││      │する陳情書            │        │        │├──────┼─────────────────┼────────┼────────┤│平成22年 │                 │不採択とすべきも│        ││      │場外車券売場設置に関する陳情書  │        │        ││陳情第7号 │                 │のと決定    │        │└──────┴─────────────────┴────────┴────────┘ ○議長(堀江久男君) 本件に関し委員長の報告を求めます。 総務常任委員会委員長水上高一議員。          〔総務常任委員会委員長水上高一議員登壇〕 ◆総務常任委員会委員長(水上高一君) ただいまから、総務常任委員会に付託され、継続審査となっておりました平成22年陳情第1号並びに平成22年陳情第7号、以上2件についての審査の経過と結果についてを御報告いたします。 陳情第1号につきましては、平成22年3月3日の本会議において付託され、閉会中の継続審査となっておりましたが、2月10日に慎重審査をいたしました結果、採択すべきものと決定いたしました。 次に、陳情第7号につきましては、平成22年6月2日の本会議において付託され、閉会中の継続審査となっておりましたが、不採択とすべきものと決定いたしました。 以上、総務常任委員会の審査の経過と結果について申し上げまして、報告を終わります。 ○議長(堀江久男君) 以上で、委員長による報告は終了いたしました。 これより委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堀江久男君) 質疑なしと認め、これにて委員長報告に対する質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 9番秋庭和子議員。          〔9番秋庭和子議員登壇〕
    ◆9番(秋庭和子君) 9番、日本共産党の秋庭和子です。平成22年陳情第1号 「選択的夫婦別姓を認める民法の一部改正」に反対を求める意見書提出に関する陳情書について。 今多くの女性たちが、一人の人間として人格と個性が輝く生き方をしたいと願い、それを妨げる障害を取り除いて、真の男女平等と子供の権利を確保しようと求め始めています。女性の社会進出が進む中で、結婚による姓の変更が働く女性に不利益を与えており、また姓を変えることが自分らしさを失うと感じて、結婚しても旧姓を名乗れるようにしてほしいというのが、その一つです。憲法第24条が結婚を個人の尊厳と両性の本質的平等の上に成り立つことを保障していることからも、こうした夫婦別姓を選択できるようにしてほしいとの要求は正当なものです。 日本共産党は、希望すれば別姓を名乗ることができるように民法改正を政府に求めてきました。今、内閣の発表の世論調査でも、20代、30代男女で賛成が80%を超え、30代女性では90%以上が法改正を望んでおります。「選択的夫婦別姓を認める民法の一部改正」に反対を求める意見書提出に関する陳情書を採択すべきものとした委員長意見に反対いたします。 以上です。 ○議長(堀江久男君) これより採決に入ります。 初めに、平成22年陳情第1号を採決いたします。 なお、この採決は起立をもって行います。 お諮りいたします。本件に対する委員長の報告は採択であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○議長(堀江久男君) 起立多数と認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり決しました。 次に、平成22年陳情第7号を採決いたします。 お諮りいたします。本件に対する委員長の報告は不採択であります。本件は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堀江久男君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり決しました。 △日程第7 陳情付託の件 ○議長(堀江久男君) 次に、日程第7、陳情付託の件であります。 今期定例会において受理いたしました陳情は、お手元に配付してあります陳情付託表のとおり所管の常任委員会に付託いたします。 △日程第8 施政方針 ○議長(堀江久男君) 次に、日程第8、施政方針であります。 この際、白戸市長より発言の申し出がありますので、これを許します。 白戸市長。          〔市長白戸仲久君登壇〕 ◎市長(白戸仲久君) それでは、平成23年第1回古河市議会定例会の開催に当たり、市政運営の基本的な考え方並びに主要な施策について、私の所信の一端を申し述べさせていただき、議員各位並びに市民の皆さんの御理解と御協力を賜りたいと存じます。 「はじめに」といたしまして、平成23年度は合併6年目の年となり、5年間の成果を生かしながら、さらなる発展に取り組んでいく時期であると感じております。 私は、市長に就任以来、市民が夢の持てるまちづくりを目指し、景気後退の状況下でも、市の活性化に向けて積極的な市政運営をしてまいりました。特に平成22年度は、グレードアップ予算や経済対策における数多くの事業により、市民生活のサービス向上や地域経済の活性化に努めてまいりました。また、合併5周年を記念して、夏には打ち上げ数2万5,000発の古河花火大会、秋には関東ド・マンナカ宣言式などさまざまな記念行事を開催したところ、各行事も大変盛況となり、市民の一体感の醸成につながりました。 一方で、私は、市の将来に向けた持続的な発展には経済基盤をより強固なものにすることが不可欠であり、そのためには市内への企業誘致が重要であることから、不退転の決意で企業誘致に取り組んでまいりました。その結果として、このたび日野自動車の古河市への正式進出という大きな成果を得ることができました。 さきの新聞発表にありますように、2012年春には名崎工業団地にて生産工場を稼働させ、段階的に生産を移しながら、2020年までに本社工場を閉鎖し、ものづくり技術を世界に展開するマザー工場として新工場を位置づけております。新工場の生産能力は現在の倍増となる20万台で、従業員は2,300人を超える見込みとのことであります。日野自動車の進出は、古河市の産業交流拠点の核として大いに期待するとともに、市の経済及び産業活動に大きな利益をもたらすものと確信しております。 折しも、総合計画の後期基本計画がまとまり、さまざまな施策を盛り込んでいるところですが、合併優遇措置も活用しながら、古河市がこれから関東の中核的な都市として不動の地位を確立できるよう、積極的に市政運営を展開してまいります。 次に、市政運営の基本方針について申し上げます。 これから古河市は、これまでの市民生活のサービス向上を維持しつつ、中長期的に安定的な財政運営を図りながら、将来の発展に向けた施策を実行していくことが必要であります。そこで、平成23年度は、次の視点から各種の施策に取り組んでまいります。 まず、私は、「市民生活のサービス向上」を掲げ、平成22年度からグレードアップ事業など数多くの事業に取り組み、幅広い分野でさまざまな市民生活のサービス向上を実現してまいりました。 また、古河市が「暮らすまち」、「集うまち」として十分な機能を発揮するためにも、さらに都市の魅力を創造することが必要であります。そのためには、合併による有利な財源を有効に活用することが必要であることから、第1次総合計画後期基本計画を1年前倒しして策定したところであります。 計画案につきましては、本議会で審議いただくことになりますが、平成23年度から将来にわたる持続的な魅力づくりや活力の創造に向け、その方向性や各種施策をお示ししております。特に都市基盤の整備や教育文化の向上などは重要でありますので、総合的文化施設や道の駅の整備、中高一貫教育校の開校などを、新たな古河市の魅力を創造する重点施策として位置づけたいと考えております。 総合的文化施設につきましては、古河市にふさわしい施設となるよう、整備に向けた本格的な準備を進めてまいります。また、道の駅の整備につきましても、平成25年度のオープンを目標に事業を着実に進めてまいります。なお、新たに政策推進部を設置し、この2つのプロジェクトを単独の部に集中させることで、事業の早期実現を目指してまいります。 さらに、古河市は、日野自動車の進出を初めとして、将来の発展に向けた多くのチャンスを得ることができました。「このチャンスをいかに生かすことができるか」。これからが、古河市としてまさに真価が問われるところであります。全国的にも古河市の動向が注目されている中、市としても全力を挙げてこのチャンスを生かさなければなりません。 まずは、将来の期待に向けて、日野自動車の進出に対し、古河市として受け入れに万全を期すことであります。市としましては、企画調整部内に「名崎工業団地準備室」を設置し、受け入れ態勢を強化してまいります。今後は、日野自動車及び茨城県と協議を進め、市としての役割を十分に果たすためにも、関連企業の誘致策も含めて各種施策を展開していきたいと考えております。 古河市にとりましては、大きな発展に向けた重要な時期を迎えます。今こそ英知を結集し、市職員はもとより、議員の皆さんを初めとした市民の皆様と一丸となって、古河市の将来に向けて力強く踏み出してまいります。 次は、予算の概要について申し上げます。 平成23年度一般会計当初予算案の概要を御説明いたします。予算編成に当たっては、「古河市のグレードアップとさらなる発展に向けた先見型予算」を基本方針として、地方財政制度を有効に活用し、財源を確保しながら予算編成作業に取り組んでまいりました。 歳入では、市税がほぼ横ばいと見込まれる中、国からの地方交付税等により財源を確保いたしました。一般財源等の総額は、平成22年度当初予算と比較すると18億円の増となっております。 このように財源を確保することにより、歳出では、中学生までの医療費助成やごみ収集事業の拡充分など、平成22年度からのグレードアップ事業を着実に実施するとともに、総合的文化施設や道の駅の整備、学校給食センターの建設などさらなる発展に向けた事業を実施することで、総合計画後期基本計画における施策についても実現を図ってまいります。 また、今後の企業立地に対する財政支援を行う上で財政運営の安定化を図ることを目的に、「企業立地調整基金」を創設し、平成23年度は1億円の積み立てをいたします。さらに、合併特例振興基金の活用計画の延伸などを図り、中長期的に安定的な財政運営を図っていきたいと考えております。 予算総額は490億2,000万円で、平成22年度当初予算507億5,500万円と比較して17億3,500万円、3.4%の減となっております。なお、平成22年度当初予算額から住宅公社経営支援事業を除いた466億6,100万円と比較すると、23億5,900万円、5.1%の増となっております。 続きまして、平成23年度の主要な施策について御説明申し上げます。 第1は、「市民主体の行政とみんなで築く“地域”づくり」であります。まず、行政情報の提供につきましては、平成23年度も市民の皆様との懇談の機会を各地で設け、地域課題への対応の報告や、市の施策などの情報を正確に提供してまいります。市の職員が市民の皆様の集まる場所に出向き、市政について説明を行う出前講座も引き続き実施してまいります。 広報活動につきましては、広報紙の充実に加え、情報をより正確かつ迅速に提供するため、ホームページ上の動画配信もふやしてまいります。 まちづくりの基礎となる自治組織につきましては、地区や自治会等の活動に対して、引き続き地域づくり推進事業及び自治会等の集会施設の新築や建てかえなどの支援をしてまいります。 また、地区コミュニティーにつきましては、現在、三和地区で6団体、総和地区で3団体の9団体が活動しており、平成23年度は古河地区で2団体の設立予定となっております。今後も行政だけでは対応できない複雑で多様化した地域課題の解決や、快適で住みよい地域社会を目指して、市内全域での地区コミュニティーの設立を促進してまいります。 男女共同参画の推進につきましては、現行の男女共同参画プランについて、社会情勢の変化や前期計画の進捗状況に応じて見直しを行い、平成24年度以降に向けた後期実施計画を策定いたします。 行政の効率化につきましては、平成22年度に策定した第2次古河市行政改革大綱に基づき、さらなる経営基盤の強化に努めるとともに、市役所内の機構については、市民の皆様が利用しやすい柔軟で機動力のある組織を構築いたします。 また、効果的で機能的な行政が展開できるよう、老朽化なども考慮しながら、今後における庁舎のあり方も含め、公共施設の調査検討を進めてまいります。 愛称がMOMOCAとなりました住民基本台帳カードにつきましては、3月1日からセブン-イレブン全国約1万2,700店舗で、住民票と印鑑登録証明書の取得が可能となります。今後もMOMOCAの利便性を高めていきたいと考えております。 第2は、「互いに支え合う福祉と健康の“社会”づくり」であります。地域福祉につきましては、住みなれた愛着のある地域で安心して暮らし続けられるよう、お互いに見守り、支え合う地域社会を目指し、各種施策を積極的に展開してまいります。 高齢福祉につきましては、平成22年度に51団体に利用いただいた「高齢者いきいきふれあい旅助成事業」を高齢者の方の生きがいづくりの一環として引き続き実施をいたします。 さらに、古河市では、現在、地域密着型サービス拠点施設としてグループホームが5カ所開設しておりますが、平成22年度中に古河地区の「グループホームつばさ」が完成予定であります。平成23年度には、三和地区に1カ所建設予定であります。県の補助金を活用しながら、グループホームなどの施設への支援を進めてまいります。 医療体制の充実に向けましては、市独自の中学生までを対象とした医療費助成制度や、子宮頸がん及び乳がん検診の無料クーポン券の配布を継続して実施いたします。 また、市内在住の中学1年生、2年生の女子を対象とした子宮頸がん予防ワクチン接種についても、引き続き全額市負担で実施いたします。 さらに、平成23年度は、生後2カ月から4歳までの乳幼児約6,000人を対象に、Hibワクチンや小児用肺炎球菌ワクチン接種も取り入れてまいります。どちらのワクチンも接種料を全額市負担とすることにより、乳幼児期の感染予防を図ってまいります。 少子化対策及び子育て支援につきましては、出産お祝金として、お子さんを出産された方を対象に2万円を引き続き支給いたします。また、子育て支援金として、平成23年度は小学校就学1年前の児童を対象に1万円を支給いたします。さらに、ブックスタート事業として、平成23年4月以降に生まれた乳児を対象に絵本を贈呈するとともに、よい本の紹介や読み聞かせなどを実施いたします。この取り組みにより、乳幼児が本に親しむ環境づくりを促進してまいります。 保育サービスの充実を図るため、平成22年度には待機児童ゼロを実現したところでありますが、平成23年度も保育士14名を雇用し、待機児童ゼロの継続を目指してまいります。 さらに、保育環境を整えるため、平成23年度は、施設の老朽化を踏まえ、第4保育所の改築に向けた取り組みを進めてまいります。古河第7小学校児童クラブについても、新たに学校敷地内に設置いたします。 第3は、「健やかな市民と文化を育む“人”づくり」であります。まず、豊かな心とたくましさをはぐくむ教育の充実として、市では特色ある学校教育の充実に努めてまいります。 平成25年4月には、県西地区では初となる県立の中高一貫教育校が総和高校の校地に新設されます。この開校を推進するとともに、児童生徒の基礎学力の向上、個性や能力に応じた専門能力の向上を図るためにも、県教育機関との連携や協議を進めてまいります。 平成22年度に実施した学校づくりチャレンジ事業では、学力向上のための取り組みがなされました。小学校では、夏季休業中に学生サポーターなどによる基礎学力の定着を図る試みが、中学校でもサポーターや教師による夏季セミナーなどが実施されました。平成23年度もさらに各学校の特色ある取り組みを推進いたします。 また、英語や理科教育につきましては、引き続き指導助手や教育支援員を配置することで、より児童生徒の理解が深められるよう努めてまいります。 施設整備につきましては、古河第6小学校の改築を進めるとともに、安全安心の確保のため、引き続き各学校施設の耐震化を進めてまいります。平成23年度は駒羽根小学校の北校舎、名崎小学校の渡り廊下棟、古河第2中学校屋内運動場の耐震補強工事を新たに実施することで、耐震化率83%となるよう取り組んでまいります。 また、古河第1小学校は敷地形状や高低差、施設配置、施設の老朽化を考慮し、体育館を含む全面改築を平成23年度から平成27年度にかけて実施いたします。 さらに、給食センターにつきましては、施設設備の老朽化が著しいことから、安全安心な給食の提供や効率的な施設運営を図るため、どのような整備を行うべきか基本計画を策定してまいります。 次に、生涯学習につきましては、心豊かな生活を営むための学習意欲が高まっており、市民の皆様からの要望に対し、きめ細かな対応が重要であることから、学習ニーズや社会的課題に対応した各種の講座や教室の充実を図ってまいります。 青少年の健全育成活動につきましては、子供たちが積極的に地域活動に参加する機会や世代間交流の機会を充実させていくため、引き続き自然体験や社会体験などの青少年育成活動を実施していきます。子ども会や青少年育成団体の支援を図りながら、地域ぐるみで青少年を健全に育成していくための体制づくりに努めてまいります。 施設につきましては、横山町に観光客や地域住民の相互交流の場となる「地域交流センター」をオープンし、観光や歴史、文化、市民活動の情報を発信してまいります。 さらに、市民がすぐれた芸術や文化に親しみ、市民相互の交流を図る場の充実に向けて、駅東における文化交流拠点に総合的文化施設の整備を進めるべく検討委員会を設置し、基本計画の中で整備方針を定めてまいります。 スポーツ施設の整備につきましては、中央運動公園総合体育館のバリアフリー化や空調設備の設置を初め、古河市テニス場、古河スポーツ交流センター、健康ふれあいスポーツセンターなどの整備改修工事を実施し、利用者の利便性の向上及び安全性の確保に努めてまいります。 第4は、「活力と元気にあふれた人の集まる“魅力”づくり」であります。まず、商業の振興につきましては、平成23年度は古河ブランド認証産品をふやし、市内2カ所のアンテナショップなどを通して、さらなる古河ブランドのPR活動に努めてまいります。 また、市内空き店舗活用事業の対象となる商店街団体等が、現在、古河駅西口の商店街に限られていることから、対象範囲の拡大などを検討いたします。 工業の振興につきましては、日野自動車の立地に係る対応としまして、日野自動車と立地協定を締結することが必要であるというふうに考えております。その中で、建設工事及び土地利用に係る支援などのほかに、立地に係る財政支援も検討が必要であり、その内容として、固定資産税の減免、または減免相当額の補助を行うことが考えられます。その場合における市税の減免と地方交付税の減収による一般財源の財政負担に対応していくため、「企業立地調整基金」を積み立てていくこととしております。 また、新4号バイパスなどすぐれた交通網を活用する拠点として道の駅の整備を進めるとともに、管理運営方法などについても検討してまいります。 農業の振興につきましては、古河産の地域ブランドとして優良品の生産を奨励するため、県銘柄産地指定作物及び指定予定作物である「カボチャ」、「バラ」、「ニンジン」のA品または秀品を出荷した場合に、1箱当たり200円を助成いたします。 また、意欲ある農業経営体の育成と地域農業の活性化を図ることを目的として、市内の認定農業者及び農業者団体が100万円以上の農業用機械などを市内の販売店やJAから購入する場合、限度額を50万円としてその購入費用の3分の1を補助いたします。 さらに、農業に対する関心と理解を深めるとともに、交流イベントを通じて地産地消や農産物加工、グリーンツーリズムの促進など総合的な農業の振興を図る交流農園事業に取り組んでまいります。 観光の振興につきましては、平成22年度には関東最大の古河花火大会を開催し、約50万人の御来場をいただきました。また、イルミネーションにつきましても、平成22年度にネーブルパークでも新たに実施したところ、約8万人の御来場をいただくなど、大変好評でありました。まちなか賑わいづくり事業とあわせて、平成23年度も一層の工夫を凝らしてまいります。 さらに、坂長本店を古河市観光誘客の拠点となる飲食や物販を含む施設として、平成24年3月のオープンを目指し、整備を進めてまいります。なお、その坂長本店ほか市内各所で、現在公開中の映画「白夜行」のロケが行われるなど、フィルムコミッション事業も成果がありました。今後も古河市の魅力をPRできる機会創出の一環として取り組んでまいります。 雇用機会の拡大と就業支援につきましては、緊急雇用対策として市でも庁内において幅広い分野での雇用創出を図るべく、100名程度の雇用を予定しております。有効求人倍率も回復傾向にあり、今後安定した雇用創出に向け、ハローワークとの連携を進めてまいります。 第5は、「自然と共生した安全で快適な“暮らし”づくり」であります。まず、上水道につきましては、市民に安全で安定した給水を行うため、安定水利権の確保を目指し、思川開発事業に引き続き参画してまいります。 下水道につきましては、長年休止状態となっていた磯部都市下水路について、平成23年度より十間通りから国道125号線までの1,567メートルにおいて用地測量、地質調査などの現地調査を予定しております。また、農業集落排水の整備としましては、平成26年3月の完成を目指しております葛生地区において、平成23年度には処理場施設本体工事に着手し、建物建設などを進めてまいります。 多様化する環境問題への取り組みとしましては、環境基本計画の中で、環境の保全に関する目標及び施策の基本的な方向性を示しておりますので、その実現に向けて、「ECOフェスタ古河」による意識啓発や、家庭や事業所での省エネ活動の推進など、地球温暖化の防止に向けた取り組みを推進してまいります。 平成22年度から収集回数の統一を図りましたごみ収集につきましては、引き続き現行の収集サービスを維持してまいります。 また、現在、WANCAを愛称とする愛犬カードの交付をしておりますが、このカードを普及させることで今後も飼育マナーの啓発に努めてまいります。 防災機能の強化につきましては、平成22年度に組織しました女性消防団員並びに機能別団員を継続するとともに、老朽化に伴う第3分団詰所の改築や、第12、18分団のポンプ自動車を更新してまいります。また、自主防災組織の活性化を図るため、自主防災会の結成時における資機材整備や運営事業への支援を行ってまいります。 その他の安全対策の強化としましては、暗がり解消のために、市民の皆様から要望のある箇所につきまして防犯灯の整備を行うなど、防犯対策を講じてまいります。また、四季ごとの交通安全街頭キャンペーンや交通事故多発地区を中心に交通安全設備の整備などを行い、安全安心なまちづくりを推進してまいります。 第6は、「みらいを見据えた都市の“基盤”づくり」であります。まず、筑西幹線道路の整備につきましては、平成22年度末において用地取得率が98%に達する見込みであり、日野自動車の本格操業に向けて平成24年度の開通を目指してまいります。 桜町上辺見線の整備につきましては、都市計画道路昭和町野木原線から市道古河485号線間の約230メートルについて開通を目指してまいります。 身近な生活道路の整備につきましては、自治会及び行政区を通じた市民の皆様からの要望にこたえるため、未改良の生活道路を整備し、地域住民の利便性と安全性の向上を図ってまいります。平成23年度は、11路線の工事、10路線の測量委託及び16路線の用地補償を新たに予定しております。 公共交通の充実につきましては、主に三和地区の通勤通学者を対象として、市内を横断している十間通りにおいて、三和庁舎と古河駅東口を結ぶ市内直通横断バスの試行運行を4月1日から実施する予定であります。なお、運行ダイヤは土日・祝日を除く早朝4本、夜間2本の計6本で、停留所については5カ所程度となる予定であります。今後は、試行運行の利用実績により、運行継続の判断をしてまいります。また、三和庁舎における役場跡地には、待合室、トイレ、駐輪場を備えたバス待合所を整備し、利用者の利便性を高めてまいります。 古河駅東部土地区画整理事業につきましては、平成22年度に引き続き、県道古河総和線より南部の工区において区画道路築造工事、街区造成工事、水路工事、上水道工事を積極的に推進してまいります。また、西牛谷辺見線に面する工区の埋立土分別工事、交差点道路築造工事を行い、商業や住居などの機能の集積を図ってまいります。 片田南西部土地区画整理事業につきましては、事業完成予定の平成25年に向けて、街路築造工事、造成工事、調整池工事を進めてまいります。さらに、事業の早期完成に向けて大街区保留地の売却を進めており、優良な企業の誘致を図ってまいります。 以上、平成23年度の市政運営の基本的な考え方と主な施策について御説明を申し上げました。これから古河市は、これまで進めてきました市民生活のサービス向上を継続しながら、中長期的に安定的な財政運営を図りつつ、日野自動車の受け入れを初め中高一貫教育校の開校、総合的文化施設や道の駅の整備などの大きなプロジェクトを進めてまいります。古河市は、大きく発展する重要な時期を迎えております。平成23年度は、将来に向けて飛躍する年としなければなりません。 私は「市の将来のために必要で、市民のためになる施策を実施していくこと」を常に念頭に置きながらこれまでも市政に取り組み、またこれからもそのことを肝に銘じ、市民の皆様とともに市長の職責を全うする所存であります。平成23年度も全力で市政運営に当たる決意でありますので、議員各位並びに市民の皆様には、今後とも御理解と御協力を賜りますよう重ねてお願い申し上げまして、平成23年度市政運営に関する私の所信といたします。 御清聴ありがとうございました。 ○議長(堀江久男君) 以上で、施政方針を終了いたします。 ここで暫時休憩いたします。          午前10時51分休憩                                               午前11時 8分開議 ○議長(堀江久男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △日程第9 報告第1号 和解及び損害賠償の額の決定についての専決処分の報告について      報告第2号 和解及び損害賠償の額の決定についての専決処分の報告について      報告第3号 和解及び損害賠償の額の決定についての専決処分の報告について      報告第4号 和解及び損害賠償の額の決定についての専決処分の報告について      報告第5号 和解及び損害賠償の額の決定についての専決処分の報告について      報告第6号 和解及び損害賠償の額の決定についての専決処分の報告について      報告第7号 和解及び損害賠償の額の決定についての専決処分の報告について      報告第8号 和解及び損害賠償の額の決定についての専決処分の報告について ○議長(堀江久男君) 日程第9、報告第1号ないし報告第8号の和解及び損害賠償の額の決定についての専決処分の報告について、以上8件を一括して議題といたします。                                               〔報告は本会議録末尾に掲載〕 ○議長(堀江久男君) この際、説明を求めます。 白戸市長。          〔市長白戸仲久君登壇〕 ◎市長(白戸仲久君) 報告第1号から報告第8号 和解及び損害賠償の額の決定についての専決処分の報告について御説明を申し上げます。 報告第1号につきましては、市の公用車が市道交差点において相手方車両と衝突し、相手方車両が損傷したものでありまして、交通事故による損害賠償について車両損害額の1割を市が負担することで相手方と示談したものでございます。 報告第2号につきましては、市の学校給食配送車が市道交差点において相手方車両と衝突し、相手方車両が損傷したものであり、交通事故による損害賠償について車両修繕費の1割を市が負担することで相手方と示談したものでございます。 報告第3号につきましては、市の公用車が市道交差点において相手方車両と衝突し、相手方車両が損傷したものであり、交通事故による物的損害の損害賠償について車両修繕費の75%を市が負担することで相手方と示談したものでございます。 報告第4号につきましては、市の公用車が市道交差点において相手方車両と衝突し、相手方車両が損傷したものであり、交通事故による損害賠償について車両修繕費の9割を市が負担することで相手方と示談したものです。 報告第5号から報告第8号につきましては、市道管理上の瑕疵による損害賠償について相手方と示談したものでございます。報告第5号から第7号は、道路が陥没したことなどにより、市道を走行中の相手方車両のタイヤ等が破損したもの、報告第8号は、道路の盛り上がりにより、原動機付き自転車で市道を走行中の相手方が転倒し、負傷したものでございます。 以上8件につきまして、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分しましたので、同条第2項の規定により御報告するものでございます。 よろしくお願いいたします。 ○議長(堀江久男君) 以上で、説明は終了いたしました。 これより質疑に入ります。 質疑を希望する議員の挙手を求めます。          〔質疑希望議員挙手〕 ○議長(堀江久男君) 1名と確認いたします。 12番初見初江議員の質疑を許します。 ◆12番(初見初江君) これは毎回出てくるのですけれども、本当に避け切れなかったという、そういうふうに見ているのでしょうか。ちょっと多過ぎるかなというふうに思うのですが、その点について伺います。 それから、道路の損傷によってアルミホイールとかそういうのが傷んだということですが、アルミホイールとかそういうのは、実際には許可になっていないのですよね。だから、そういうところまで補償しなければならないのか。車検のときはほかのをつけかえて車検を受けるのでしょう。そういうのまで払わなければならないのかどうか、その点はちょっと市としても考えたほうがいいのではないかというふうに思うのですが、その点について質疑します。 ○議長(堀江久男君) 執行部の答弁を求めます。 鈴木総務部長。 ◎総務部長(鈴木源一君) 公用車の事故の関係でお答え申し上げます。 議員の避け切れなかったのかという御質疑でございますが、やはり示談をする場合には市のほうにも過失割合というのが出てきます。白戸市長が申し上げましたように、それぞれの事故について過失割合があるわけでございまして、100%相手方が悪いといいますか、そういうのだけではなくて、やはり職員の不注意、これはすべて、職員ばかりではないのです。運転手はシルバー人材センターの方にお願いしているものもあります。公用車に関しての事故でありまして、100%注意していれば防げたということも言えるかもしれませんが、たまたま示談の関係で市のほうに過失割合が出てしまっているので、議会のほうに報告させていただいております。 以上です。 ○議長(堀江久男君) 栗原建設部長。 ◎建設部長(栗原春男君) 市道の道路瑕疵についての関係でお答えさせていただきます。 道路上の穴ぼことか、そういう損傷があるところに、大概夜で暗いときが多いのですけれども、そんなにスピードが出ているところではないと思うのですけれども、穴があったところにタイヤが入ってパンクをしたり、またアルミホイールとかそういうものが損傷するということなのです。前回のときにもお話ししましたとおり、今現在のタイヤというのは、そういうので損傷するというのは大体は扁平タイヤがほとんどで、タイヤとアルミホイールの間が狭いものですから、ちょっと衝撃があるとどうしても損傷してしまうというのが現状だと思います。 市で管理している道路については、全体で1,700キロメートルございます。職員を初めとして議員並びに、一般の住民の人も含めて、道路が陥没しているとか、そういうところがあれば早急に連絡していただくということでお願いしております。情報を受け取ったら即対応するということで道路の維持管理には努めておりますけれども、なかなか事故が防げないというのが現状でございます。 以上です。 ○議長(堀江久男君) 答弁は終わりました。 12番初見初江議員の2回目の質疑を許します。 ◆12番(初見初江君) そうしますと、先ほどの部長の答弁ですと、シルバー人材センターの方も職員として運転していると。その方に対してのやはり対策とか、そういうのはあるのでしょうか。やはり負担割合が75%とか9割とかというのもありますので、これは相当こちらが悪かったというふうな割合になるのかなというふうに思いますが、その点についてはどう対応していくのか。毎回毎回こういう質疑をしているわけですけれども、やはり同じような答弁がされながら、同じような事故が繰り返されているということについて市としてはどういうふうに考えているのか、この辺をもう一回伺いたいと思います。 それから、アルミホイールをつけている車というのは、これは改造車というふうにされているのだというふうに思うのですが、その車に対しても補償しなければならないのはどうかと思います。 それから、ゆうべも私ちょっと自転車で歩いていたのですけれども、工事中のところで砂利と舗装の間で滑って転んだのです。やっぱりもうちょっと照明があれば、工事中のところの事故とかも考えられると思いますので、対策をお願いできればというふうに思います。 これで2回目終わります。 ○議長(堀江久男君) 執行部の答弁を求めます。 鈴木総務部長。 ◎総務部長(鈴木源一君) 職員ではなく、シルバー人材センターの会員の人に委託しているような業務があります。そういう部分については、それぞれの関係部署のほうで、十分安全運転に注意するようにとか、安全運転を行うようというようなことで、日ごろ指導しているところでございます。 また、議員には何回も御質疑いただいて非常に心苦しいわけでございますけれども、職員に対しては庁議あるいは朝の放送とか、いろんなところで交通安全講習会を開いたり、そういうもので日ごろ注意を促しております。今後もこういったものについては力を入れていきたいと考えております。 以上です。 ○議長(堀江久男君) 栗原建設部長。 ◎建設部長(栗原春男君) まず、アルミホイールが交通上認められているかどうかについては、それは認められていると思います。道路の保険というのに入っていまして、保険会社が認定して、その修理費を払うことになっておりますので、それが認められていなければ保険会社も払わないと思いますので、それは認められていると思います。 それと、工事中の暗がりで事故が起きやすいのではないかということなので、道路の照明については、各業者にもっと安全な照明ができるようにということで指導していきたいと思います。 ○議長(堀江久男君) 答弁は終わりました。 12番初見初江議員の3回目の質疑を許します。 ◆12番(初見初江君) 市民の命と暮らしを守っていくという立場の職員が、相手にけがをさせたり、車を壊したりということはやはりちょっと、これが何回もありますので、一度そういう事故を起こしたりした人というのは運転から外すのですか、そういうことは行われていないのですか。外してしまったら、運転する人がいなくなってしまうのかな、その点について伺って、終わります。 ○議長(堀江久男君) 執行部の答弁を求めます。 鈴木総務部長。 ◎総務部長(鈴木源一君) 今のところ、事故を起こした職員をその業務から外すというようなことは行っておりません。特別に重大な事故等、過失が大変重いものというようなことがあればそのようなことも考えられると思うのですけれども、現在のところはそのような対応はしておりません。 以上です。 ○議長(堀江久男君) 以上で、挙手による通告の質疑は終了いたしました。 ほかに質疑はありませんか。 16番増田 悟議員。 ◆16番(増田悟君) 職員が事故を起こしたり、けがをさせたりということで、その処分とかは、ほかの市では半額負担するとか、そういう市もありますけれども、何のあれもないということになると、事故を起こしても自分が悪いとは余り思っていない、そういうところもあると思います。 あと、道路がへこんだり持ち上がったりして、タイヤとかホイールが破損したということは、何度もそういうことがあります。それは市でも確認をしたり、タイヤが破損とかアルミホイール、普通のホイールでもあれですけれども、普通の鉄のホイールであればそんなに曲がったりなんかしないと思うのですけれども。先ほどそれで保険会社の保険の対象になるということを伺いましたが、もう一度確認をさせていただきたいと思います。 ○議長(堀江久男君) 執行部の答弁を求めます。 鈴木総務部長。 ◎総務部長(鈴木源一君) 事故の損害についての職員の負担ということでございますけれども、これはすべて共済会あるいは保険会社のほうで補てんをしていただいておりまして、現在のところ職員から負担を取るというようなことはしてございません。 それから、事故を起こした職員に対して何の対応もしないのかという御質疑だと思いますけれども、市の中に懲罰等の委員会がございます。事故の形態によって、それぞれその事故を起こした職員に対して委員会の中で、厳重注意とか文書訓告とか、そのようなことで注意をしているというような現状でございます。 以上です。 ○議長(堀江久男君) 栗原建設部長。 ◎建設部長(栗原春男君) 事故が起きたときに確認しているかということなのですけれども、担当職員が現地にも行きますし、それと損傷したタイヤとか車の状況も写真に撮って、確認をしております。 ○議長(堀江久男君) 答弁は終わりました。 16番増田 悟議員の2回目の質疑を許します。 ◆16番(増田悟君) 職員の事故の問題でありますが、議会のたびに何度も何度もこういうことが繰り返し出てくるわけでありますが、少し職員に対してももっと厳しい何か処分をしないと、いつになっても、今回は特に何件も出てきたわけであります。道路を走行中に職員も道路がへこんでいるところとか壊れているところ、そういうのを3年ぐらい前から通勤しながら見て、そういうところがあったらすぐに対応するということでありますが、そういうことは今やっておりますか。それについて伺います。 ○議長(堀江久男君) 執行部の答弁を求めます。 栗原建設部長。 ◎建設部長(栗原春男君) タクシー会社とか郵便局とか、職員も含めてですけれども、タクシー会社と郵便局については協定書を結びまして、逐一そういう箇所が発見され次第報告を受けて、その日のうちに復旧するということで対応しております。 ○議長(堀江久男君) 鈴木総務部長。 ◎総務部長(鈴木源一君) 職員に厳重な対応をという御提案でございます。 先ほど申し上げました委員会等でそれぞれの事故の事例についてよく精査して、今後このような事故が起きないように対応していきたいと考えております。 以上です。 ○議長(堀江久男君) 答弁は終わりました。 16番増田 悟議員の3回目の質疑を許します。 ◆16番(増田悟君) 道路の問題でありますが、郵便配達員とかタクシー会社、職員もですよね。議員も30名いるのですから、議員の皆さんもよく、私は見て歩いているのですけれども、何か穴ぼことか危険なところがあったら知らせて、役所でもすぐ対応していただきたいと思います。 以上で終わります。 ○議長(堀江久男君) 3回目の質疑は要望でありますので、増田 悟議員の質疑を終結いたします。 以上で、この件に関しての質疑を終結いたします。 報告第1号ないし報告第8号は、地方自治法第180条第2項の規定に基づく専決処分の報告でありますので、御了承願います。 △日程第10 議案第15号 古河市事務分掌条例の一部改正について       議案第16号 古河市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について       議案第17号 古河市職員の給与に関する条例の一部改正について       議案第18号 古河市国民健康保険税条例の一部改正について       議案第19号 古河市手数料条例の一部改正について       議案第20号 古河市企業立地調整基金条例の制定について       議案第21号 古河市合併特例振興基金条例の一部改正について       議案第22号 古河市緊急援護資金貸付基金条例の一部改正について       議案第23号 古河市医療福祉費支給に関する条例の一部改正について       議案第24号 古河市ファミリーサポートセンターの設置及び管理に関する条例の一部改正について       議案第25号 古河市国民健康保険条例の一部改正について       議案第26号 古河市都市公園条例の一部改正について       議案第27号 古河市公共下水道事業受益者負担に関する条例の一部改正について       議案第28号 古河市農業集落排水処理施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について       議案第29号 第1次古河市総合計画基本構想の一部変更について       議案第30号 古河市土地開発公社の解散について       議案第31号 市道の路線廃止について       議案第32号 市道の路線認定について       議案第33号 土地の無償譲渡について ○議長(堀江久男君) 次に、日程第10、議案第15号 古河市事務分掌条例の一部改正についてないし議案第33号 土地の無償譲渡について、以上19件を一括して議題といたします。                                               〔議案は本会議録末尾に掲載〕 ○議長(堀江久男君) この際、提案理由の説明を求めます。 白戸市長。          〔市長白戸仲久君登壇〕 ◎市長(白戸仲久君) それでは、議案第15号 古河市事務分掌条例の一部改正について提案理由を申し上げます。本案は、組織機構の一部改編により、部の新設及び廃止を行うものでございます。今回の改編につきましては、具体化しつつあるプロジェクト事業の早期実現や日野自動車の進出など市政に対するあらゆる環境の変化をいち早く把握し、適切な対応ができる柔軟な組織体制に改編するものでございます。 議案第16号 古河市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について提案理由を申し上げます。本案は、非常勤特別職の報酬について、月途中の就任あるいは離職等があった場合は、日割り計算に改めるものです。また、職の設置、廃止等を行うため、別表第1の一部を改正するものでございます。内容につきましては、公の施設指定管理者選定審議会委員、教育委員会事務点検評価委員、特別支援教育相談員、学校心のアドバイザーを新たに設置し、発達相談員を廃止するものでございます。 議案第17号 古河市職員の給与に関する条例の一部改正について提案理由を申し上げます。本案は、地域手当に関する本則規定の例外を定めた附則において、現行の支給率である4%での支給を平成24年3月31日まで1年間延長するものでございます。 議案第18号 古河市国民健康保険税条例の一部改正について提案理由を申し上げます。本案は、 国民健康保険税の減額賦課について軽減額の変更を行うもので、6割、4割の軽減措置を7割、5割に変更し、2割軽減を新設するものでございます。 議案第19号 古河市手数料条例の一部改正について提案理由を申し上げます。本案は、住民基本台帳カード愛称MOMOCAに関し、その普及を図るため交付手数料を無料としておりましたが、引き続き平成23年度まで1年間延長することとし、また茨城県からの権限移譲に伴い、土地改良区に係る各種証明手数料を徴収する必要が生じたため、当該手数料の項目を追加するものでございます。 議案第20号 古河市企業立地調整基金条例の制定について提案理由を申し上げます。本案は、古河市への企業立地に伴い、市税の減免または補助による財政支援を行う場合に、本来の税収分について地方交付税が減額となった上で税の減免等を行うことにより、一般財源総額としては当面財政負担が生じることから、この財政負担について年度間の調整を図ることを目的として基金を設置するものでございます。 議案第21号 古河市合併特例振興基金条例の一部改正について提案理由を申し上げます。合併特例振興基金条例につきましては、地方交付税として交付される額で積み立てた資金を毎年5億円の予定で5年間活用する計画でありましたが、企業立地に伴い今般新たに相当の財政負担が見込まれることも踏まえて、中長期的に安定的な財政運営を図ることを目的に、毎年2億円を上限として今後10年以上活用すべく、本条例に明記するものでございます。 議案第22号 古河市緊急援護資金貸付基金条例の一部改正について提案理由を申し上げます。本案は、当面の生活費を工面できないなどの生活困窮者等に対し、市が緊急援護資金を貸し付けるための基金の額を100万円から200万円に改正するものでございます。 議案第23号 古河市医療福祉費支給に関する条例の一部改正について提案理由を申し上げます。本案は、茨城県医療福祉対策要綱等の改正に伴い、妊産婦の定義等の改正を行うものでございます。 議案第24号 古河市ファミリーサポートセンターの設置及び管理に関する条例の一部改正について提案理由を申し上げます。本案は、施設サービスにおいて、特別支援学校の小学部第4学年から第6学年までの者もサービスを受けることができるようにするための改正を行うものでございます。 議案第25号 古河市国民健康保険条例の一部改正について提案理由を申し上げます。本案は、出産育児一時金について、国の少子化緊急対策により、平成23年3月までの暫定措置として35万円を4万円引き上げ39万円として実施しておりましたが、平成23年4月以降恒久的に実施するための改正を行うものでございます。また、国民健康保険法の改正により、引用する条文の整理を行うものでございます。 議案第26号 古河市都市公園条例の一部改正について提案理由を申し上げます。本案は、中央運動公園総合体育館の空調設備の設置に伴い、使用料を改正するとともに、利用者の利便性の向上と施設の有効利用の促進を図るため、利用区分及び使用料の改正を行うものでございます。 議案第27号 古河市公共下水道事業受益者負担に関する条例の一部改正について提案理由を申し上げます。本案は、下水道事業の進捗に伴い、新たに総和地区の第5負担区と三和地区の第3負担区を設定するため、改正を行うものでございます。なお、これらの負担区の受益者負担金については、上下水道事業運営審議会の答申に基づき設定するものでございます。 議案第28号 古河市農業集落排水処理施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について提案理由を申し上げます。本案は、平成15年度より建設を進めてまいりました東山田東部地区農業集落排水処理施設について平成23年4月から供用開始したく、当該施設を追加する改正を行うものでございます。 議案第29号 第1次古河市総合計画基本構想の一部変更について提案理由を申し上げます。本案は、平成19年3月9日に議決をいただきました第1次古河市総合計画基本構想について、総合計画後期計画の策定に当たり、計画期間や目標人口、施策の大綱を変更するものでございます。 議案第30号 古河市土地開発公社の解散について提案理由を申し上げます。本案は、1月31日、古河市土地開発公社理事会において解散の同意を得ましたので、公有地の拡大の推進に関する法律第22条第1項の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。 議案第31号 市道の路線廃止について提案理由を申し上げます。本案は、18路線の廃止を提案するものでございます。内訳は、古河名崎工業団地開発事業によるもの10路線、片田南西部土地区画整理事業によるもの7路線、諸川谷貝線交差点改良によるもの1路線であります。 議案第32号 市道の路線認定について提案理由を申し上げます。本案は、20路線の認定を提案するものでございます。内訳は、古河名崎工業団地開発事業によるものが9路線、片田南西部土地区画整理事業によるもの9路線、諸川谷貝線交差点改良によるもの2路線でございます。 議案第33号 土地の無償譲渡について提案理由を申し上げます。本案は、古河市名崎地内に実施されている都市計画法に基づく開発行為、古河名崎工業団地造成事業の区域内における道路用地等の所有権を事業完了前に財団法人茨城県開発公社に移転する必要が生じたことによるものでございます。なお、事業完了後においては、相当面積のつけかえ道路用地が市に帰属されるものでございます。 以上で、議案第15号 古河市事務分掌条例の一部改正についてから議案第33号 土地の無償譲渡についての提案理由とさせていただきます。別添のとおり参考資料を添付しておりますので、御参照いただきたいと思います。 以上です。 ○議長(堀江久男君) 以上で、提案理由の説明は終了いたしました。 △日程第11 議案第34号 平成22年度古河市一般会計補正予算(第7号)       議案第35号 平成22年度古河市国民健康保険特別会計事業勘定補正予算(第3号)       議案第36号 平成22年度古河市国民健康保険特別会計(直診勘定)補正予算(第3号)       議案第37号 平成22年度古河市古河福祉森診療所特別会計補正予算(第3号)       議案第38号 平成22年度古河市介護保険特別会計保険事業勘定補正予算(第4号)       議案第39号 平成22年度古河市介護保険特別会計(介護サービス事業勘定)補正予算(第3号)       議案第40号 平成22年度古河市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)       議案第41号 平成22年度古河市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)       議案第42号 平成22年度古河市ゴルフ場事業特別会計補正予算(第2号)       議案第43号 平成22年度古河市古河駅東部土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)       議案第44号 平成22年度古河市片田南西部土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)       議案第45号 平成22年度古河市水道事業会計補正予算(第3号) ○議長(堀江久男君) 次に、日程第11、議案第34号 平成22年度古河市一般会計補正予算(第7号)ないし議案第45号 平成22年度古河市水道事業会計補正予算(第3号)、以上12件を一括して議題といたします。                                               〔議案は本会議録末尾に掲載〕 ○議長(堀江久男君) この際、提案理由の説明を求めます。 白戸市長。          〔市長白戸仲久君登壇〕 ◎市長(白戸仲久君) 議案第34号 平成22年度古河市一般会計補正予算(第7号)から議案第45号平成22年度古河市水道事業会計補正予算(第3号)について一括して提案理由を申し上げます。 まず、議案第34号 平成22年度古河市一般会計補正予算(第7号)については、既定の予算総額に歳入歳出それぞれ22億6,222万円を追加し、予算総額をそれぞれ556億9,950万円とするものです。 また、継続費については、事業費の確定により、第2表継続費補正のとおり補正するものです。 次に、繰越明許費については、第3表繰越明許費のとおり設定するものです。なお、繰越明許費設定の理由については、参考資料に添付しておりますので、御参照いただきたいと思います。 続きまして、地方債の補正でありますが、対象事業費の変更等により、第4表地方債補正のとおり補正をするものでございます。 歳入の主なものは、1款市税から8款自動車取得税交付金までの各種交付金等では法人税と地方消費税交付金は増額見込みとなるものの、そのほかはそれぞれ経済低迷を受けて減収見込みとなるため、減額するものでございます。 10款地方特例交付金及び11款地方交付税の普通交付税は、額の確定による増額補正であります。 15款国庫支出金では、国の補正予算で創設された地域活性化・きめ細かな臨時交付金及び住民生活に光をそそぐ交付金の増額によるものです。 16款県支出金では、事業費の確定等による減額補正であります。 19款繰入金では、介護保険事業特別会計繰入金が減額見込みのため、補正するものです。 22款市債のうち合併特例振興基金等造成事業借換債の発行は、合併特例振興基金の活用計画の延伸を図り、中長期的な財政運営の安定を図っていくために補正するものです。そのほか臨時財政対策債及び起債事業の確定によるものでございます。 次に、歳出の主なものは、2款総務費では事業費等の確定による減額補正のほか、緊急経済対策費において国の地域活性化・きめ細かな臨時交付金及び住民生活に光をそそぐ交付金を活用して総額1億円の事業を実施し、経済の活性化を図るものです。また、退職者の増による退職手当特別負担金の増額補正をするものです。 3款民生費では、国保特別会計繰出金において、国民健康保険税及び共同事業交付金の減額に伴い、繰出金を増額するものであります。 4款衛生費から10款教育費までは、それぞれ事業費の確定及び整理等により、減額補正するものでございます。 12款公債費では、合併特例振興基金の借りかえを実施するため元金償還事業の増額と、前年度借入金の利率が確定したことによる利子償還事業の減額補正をするものです。 13款諸支出金では、財政調整基金積立金の増額補正をするものです。 次に、議案第35号 平成22年度古河市国民健康保険特別会計事業勘定補正予算(第3号)については、既定の予算総額から歳入歳出それぞれ9,258万2,000円を減額し、予算総額をそれぞれ149億7,697万9,000円とするものです。歳入では、国民健康保険税及び共同事業交付金の減額分を一般会計繰入金で補てんするものです。歳出の主なものは、事業費の確定により、共同事業拠出金及び特定健康診査など事業費の減額補正を行うものです。 次に、議案第36号 平成22年度古河市国民健康保険特別会計(直診勘定)補正予算(第3号)については、既定の予算総額から歳入歳出それぞれ300万円を減額し、予算総額をそれぞれ8,380万5,000円とするものです。歳入では診療患者の減による診療収入の減、歳出では医薬材料費の減額補正を行うものです。 次に、議案第37号 平成22年度古河市古河福祉森診療所特別会計補正予算(第3号)については、既定の予算総額から歳入歳出それぞれ666万9,000円を減額し、予算総額をそれぞれ2億635万3,000円とするものです。議案第36号と同様に、歳入では診療収入の減、歳出では医薬材料費等の減額補正を行うものです。 次に、議案第38号 平成22年度古河市介護保険特別会計保険事業勘定補正予算(第4号)については、既定の予算総額から歳入歳出それぞれ281万4,000円を減額し、予算総額をそれぞれ65億7,006万4,000円とするものです。また、継続費については、事業費の確定により、第2表継続費補正のとおり補正するものです。サービス給付費等の見込みがついたことなどによる減額補正でございます。 次に、議案第39号 平成22年度古河市介護保険特別会計介護サービス事業勘定補正予算(第3号)については、既定の予算総額から歳入歳出それぞれ61万8,000円を減額し、予算総額をそれぞれ5,891万6,000円とするものです。歳入では介護予防サービス計画手数料の減、歳出では介護予防サービス計画作成委託件数の減により、減額補正を行うものです。 次に、議案第40号 平成22年度古河市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)については、既定の予算総額から歳入歳出それぞれ1億7,269万4,000円を減額し、予算総額をそれぞれ40億7,179万円とするものです。 また、継続費については、事業費の確定により、第2表継続費補正のとおり補正するものです。 次に、繰越明許費については、第3表繰越明許費のとおり設定するものであります。 続きまして、地方債の補正でありますが、対象事業費の変更等により、第4表地方債補正のとおり補正するものです。 歳入では、下水道使用料の減額が見込まれるもののほか、事業費の確定に伴う減額であります。歳出では、事業費及び公債費の利子償還の確定により、減額補正するものでございます。 次に、議案第41号 平成22年度古河市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)については、既定の予算総額から歳入歳出それぞれ1,887万1,000円を減額し、予算総額をそれぞれ12億9,775万8,000円とするものです。 また、繰越明許費については、第2表繰越明許費のとおり設定するものです。 次に、地方債の補正でありますが、対象事業費の変更等により、第3表地方債補正のとおり補正するものです。事業の確定による減額補正でございます。 次に、議案第42号 平成22年度古河市ゴルフ場事業特別会計補正予算(第2号)については、既定の予算総額から歳入歳出それぞれ44万円を減額し、予算総額をそれぞれ1億3,911万7,000円とするものです。 歳入ではゴルフ場冠水に伴うクローズ期間の協定納付金の減、歳出では事業費の確定による減額補正を行うものです。 次に、議案第43号 平成22年度古河市古河駅東部土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)については、既定の予算総額に歳入歳出それぞれ6,673万円を追加し、予算総額をそれぞれ8億1,723万円とするものです。 次に、繰越明許費については、第2表繰越明許費のとおり設定するものです。 地方債の補正については、対象事業費の変更等により、第3表地方債補正のとおり補正するものです。 歳入は、主に保留地処分金の確定により増額するものであります。歳出の主なものは、事業費等の確定による減額のほか、保留地処分基金への積立金を増額するものです。 次に、議案第44号 平成22年度古河市片田南西部土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)については、既定の予算総額から歳入歳出それぞれ32万2,000円を減額し、予算総額をそれぞれ2億9,707万2,000円とするものです。 次に、繰越明許費については、第2表繰越明許費のとおり設定するものです。事業の確定による減額補正であります。 最後に、議案第45号 平成22年度古河市水道事業会計補正予算(第3号)については、まず収益的収入及び支出でありますが、収入の既決予定額から175万8,000円を減額し、22億8,489万円とするものです。思川浄水場費の減に伴う野木町負担金の減額補正でございます。 また、支出の既決予定額は212万6,000円を増額し、21億5,331万8,000円とするものです。事業費確定に伴う営業費用の減額と消費税及び地方消費税の増額補正であります。 資本的収入及び支出では、収入の既決予定額から2億4,055万4,000円を減額し、5億4,583万6,000円とするもので、起債対象事業費の減に伴う企業債の減額と思川浄水場建設改良費の減に伴う野木町負担金の減額補正であります。 また、支出の既決予定額から3億1,602万8,000円を減額し、11億9,348万2,000円とするもので、事業費の確定に伴う建設改良費の減額補正であります。 以上で、議案第34号 平成22年度古河市一般会計補正予算(第7号)から議案第45号 平成22年度古河市水道事業会計補正予算(第3号)の提案理由とさせていただきます。別添のとおり参考資料を添付しておりますので、御参照いただきたいと思います。 以上です。 ○議長(堀江久男君) 以上で、提案理由の説明は終了いたしました。 ここで暫時休憩いたします。          午前11時52分休憩                                               午後 1時 3分開議 ○議長(堀江久男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △日程第12 議案第 1号 平成23年度古河市一般会計予算       議案第 2号 平成23年度古河市国民健康保険特別会計事業勘定)予算       議案第 3号 平成23年度古河市国民健康保険特別会計(直診勘定)予算       議案第 4号 平成23年度古河市古河福祉森診療所特別会計予算       議案第 5号 平成23年度古河市後期高齢者医療特別会計予算       議案第 6号 平成23年度古河市介護保険特別会計保険事業勘定)予算       議案第 7号 平成23年度古河市介護保険特別会計介護サービス事業勘定)予算       議案第 8号 平成23年度古河市公共下水道事業特別会計予算       議案第 9号 平成23年度古河市農業集落排水事業特別会計予算       議案第10号 平成23年度古河市ゴルフ場事業特別会計予算       議案第11号 平成23年度古河市古河駅東部土地区画整理事業特別会計予算       議案第12号 平成23年度古河市片田南西部土地区画整理事業特別会計予算       議案第13号 平成23年度古河市公共用地先行取得特別会計予算       議案第14号 平成23年度古河市水道事業会計予算 ○議長(堀江久男君) 次に、日程第12、議案第1号 平成23年度古河市一般会計予算ないし議案第14号 平成23年度古河市水道事業会計予算、以上14件を一括して議題といたします。                                               〔議案は本会議録末尾に掲載〕 ○議長(堀江久男君) この際、提案理由の説明を求めます。 白戸市長。          〔市長白戸仲久君登壇〕 ◎市長(白戸仲久君) 議案第1号 平成23年度古河市一般会計予算から議案第14号 平成23年度古河市水道事業会計予算について一括して提案理由を申し上げます。 議案第1号 平成23年度古河市一般会計予算については、予算総額は490億2,000万円、平成22年度当初予算額と比較しますと3.4%、17億3,500万円の減でございます。平成22年度の住宅公社の経営支援に関する予算を除く実質的な伸びは、前年度比5.1%、23億5,900万円の増となっております。景気の足踏み状態が続き、市税の大きな増収が見込まれない中、国からの地方交付税等の大幅な増額を見込み、昨年度を上回る一般財源を確保し、平成22年度からのグレードアップ事業等を着実に実施しつつ、さらなる発展に向けた事業を推進するとともに、新たな企業立地調整基金の創設や、昨年度設けた合併特例振興基金の活用期間の延伸により、中長期的に安定的な財政運営を図る古河市のグレードアップとさらなる発展に向けた先見型予算となりました。 第2表継続費につきましては、道路台帳整備事業で平成23年度から25年度までの3カ年で総額7,276万5,000円、三和地区再地籍調査策定事業で平成23年度から24年度までの2カ年で総額2,530万5,000円、古河第6小学校改築事業で平成23年度から24年度までの2カ年で総額2,291万1,000円の予算をそれぞれ計上いたしました。 第3表債務負担行為につきましては、新4号国道アクセス道路整備事業について、平成24年度から27年度までの債務負担の設定を認めていただくためのものでございます。 第4表地方債につきましては、合併特例債48億9,510万円を含む総額79億870万円であります。 それでは、主な歳入について御説明いたします。1款市税では187億5,988万1,000円を計上いたしました。前年度比1%、1億8,651万2,000円の増を見込んでございます。そのうち市民税では1億589万1,000円、固定資産税では1億481万6,000円の増額を見込んでおります。 2款の地方譲与税から10款地方特例交付金につきましては、国の地方財政対策の資料等に基づき見込んでおります。 11款地方交付税は普通交付税で61億円、前年度比20.2%、11億円の増を見込んでおります。 14款使用料及び手数料は4億1,985万7,000円で、住民票等交付手数料の見直しなどにより、前年度比3.9%、1,701万2,000円の減を見込んでおります。 15款国庫支出金は69億5,037万7,000円で、前年度比24.2%、13億5,590万4,000円の増を見込んでおります。主な充当事業としては、子ども手当支給事業、地域交流センター施設整備事業、古河第6小学校改築事業及び生活保護事業等でございます。 16款県支出金は26億7,867万9,000円で、前年度比8.4%、2億760万6,000円の増になっております。 19款繰入金は14億3,033万4,000円で、前年度比88.3%、6億7,079万7,000円の増を見込んでおります。財政調整基金から10億9,309万3,000円、合併特例振興基金から2億円を計上してございます。 21款諸収入は10億7,836万円で、古河市住宅公社の経営支援貸付金の終了のため、前年度比78.9%、40億2,983万円の減を見込んでおります。 22款の市債は79億870万円で、前年度比12.1%、10億9,000万円の減となります。このうち実質的な地方交付税である臨時財政対策債は26億5,000万円で、前年度比11.1%、3億3,000円の減となっております。 次に、歳出について申し上げます。1款議会費は3億9,732万5,000円で、前年度比32.3%、9,691万2,000円の増を見込んでおります。新たな事業として、会議録検索システムの導入費用を見込んでおります。 2款総務費は54億6,075万9,000円で、前年度比0.2%、1,176万円の減になります。主なものとしましては、新生古河市まちづくり推進事業の終了によるものであります。新規事業といたしまして、市内横断バスの試行運転、三和庁舎バス待合所の整備、男女共同参画プラン実施計画の策定、公共施設の配置のあり方や機能を調査、検討するための公共施設配置計画、税務申告における電子税務申告e-Taxの導入費用のための予算を計上いたしました。また、平成22年度から継続の総合的文化施設整備事業基本計画の費用、自治活動の支援強化策としての自治組織運営費、地域コミュニティー育成支援としてのコミュニティー推進費、国際感覚を持つ人材を育成するための英語圏への中学生派遣費用をそれぞれ予算計上いたしました。さらに、緊急雇用対策費といたしまして、待機児童ゼロの継続のための事業、英語教育充実のための事業、国際化対応のための事業、博物館における資料調査整理のための事業、古河ブランドにおける販売所管理事業など14事業の予算を計上しております。 3款民生費は170億7,686万1,000円で、前年度比14%、20億9,629万円の増になります。主なものといたしましては、子ども手当及び生活保護費等の扶助費の増によるものです。新規事業としましては、体調不良の児童への対応としての病児・病後児の保育事業、グループホームの施設開設準備経費の助成、シルバー人材センターへの運転資金を貸し付ける運営助成、自殺者への対策としてゲートキーパー指導者養成研修の予算を計上いたしました。 4款衛生費は35億461万3,000円で、前年度比11.5%、3億6,222万7,000円の増になります。新規事業といたしまして、Hibワクチン接種事業、小児用肺炎球菌ワクチン接種事業、成人保健の推進のための詳細健診を全額公費負担により実施するとともに、畜犬管理システムの導入経費と環境基本計画に基づく地球温暖化対策としての緑のカーテンコンテストの予算を計上いたしました。また、昨年度に引き続き女性特有のがん検診の推進事業、全額公費負担による中学1年生、2年生を対象にした子宮頸がんワクチン接種事業も実施いたします。さらに、太陽光発電システム設置補助を拡充するとともに、ごみ収集事業で昨年同様に古河地区の燃えるごみの収集を週3回、総和地区、三和地区の祝日収集をそれぞれ継続実施する予算を計上いたしました。 5款労働費は2,949万3,000円で、前年度比1.8%、53万円の減を見込んでおります。施設管理費用の減によるものでございます。 6款農林水産業費は11億5,938万8,000円で、前年度比8.9%、9,477万9,000円の増になります。新規事業として、葛生地区の土地改良事業・農道整備費の予算を計上いたしました。また、昨年度に引き続き農業振興事業における銘柄産地育成への支援、環境に優しい農業の推進の補助金、青果物のブランド化を推進するための助成金、地域農業の担い手育成として新規就農者育成支援をする助成金を交付する予算を計上いたしました。 7款商工費は4億6,972万4,000円で、前年度比11.4%、6,062万2,000円の減になります。昨年度好評を得ましたイルミネーション事業につきましては、平成22年度まではまちなか賑わいづくり事業として実施しておりましたが、平成23年度からはまちなか賑わいづくり事業とふれあいの広場づくり事業の2事業として実施いたします。住宅リフォーム事業につきましては、申請状況を踏まえ、拡充した予算を計上いたしました。また、昨年商品開発いたしました古河ブランドを取り扱うアンテナショップの管理費、桃まつりや関東ド・マンナカ祭りなどの各種イベント費、市内空き店舗活用を図るための費用等の予算を計上いたしました。 8款土木費は80億8,642万5,000円で、前年度比9.6%、8億5,436万9,000円の減になります。主なものとしましては、諸川谷貝線整備事業、市道三和0101号線整備事業の事業費の減によるものです。また、新規事業として大和田地区道路整備事業、都市計画基礎調査事業、都市下水路整備事業、三和地区再地籍調査事業を計上し、継続事業として筑西幹線道路整備事業、新4号国道アクセス道路整備事業、鍛冶町通り整備事業等の予算を計上いたしました。 9款消防費は18億6,971万2,000円で、前年度比0.3%、552万7,000円の増であります。新たに消防ポンプ自動車の購入費と消防分団詰所の敷地内整備費の予算を計上いたしました。また、水防演習等事業では、2市1町合同水防演習及び飯沼反町水防訓練の開催地となるため予算を増額しております。 10款教育費は58億9,547万6,000円で、前年度比12.6%、6億5,918万7,000円の増であります。主なものとしましては、古河第6小学校改築事業、駒羽根小学校、古河第2中学校耐震補強事業の事業費の増によるものです。新規事業としましては、古河第1小学校の改築事業、上大野小学校、西牛谷小学校の耐震補強事業、とねミドリ館の駐車場の拡張整備事業、学校給食センターの建設事業、健康ふれあいスポーツセンターの屋根の改修事業、赤ちゃんの健やかな成長のスタートのためのブックスタート事業の費用を予算計上いたしました。 12款公債費は49億1,899万1,000円で、前年度比5.7%、2億6,704万8,000円の増を見込んでおります。 13款諸支出金は1億122万9,000円で、前年度比97.7%、43億8,968万9,000円の減であります。なお、新たに企業立地調整基金への積立金1億円を計上しております。 次に、議案第2号 平成23年度古河市国民健康保険特別会計事業勘定)予算についてであります。歳入歳出予算総額151億9,500万円で、前年度比0.5%、8,000万円の増であります。主に後期高齢者支援金等と介護納付金の増額によるものであります。 主な歳入としましては、国民健康保険税39億7,955万3,000円、国庫支出金38億2,052万4,000円、前期高齢者交付金26億1,131万9,000円、共同事業交付金16億7,781万3,000円、一般会計繰入金17億3,536万4,000円であります。 歳出では、保険給付費98億1,641万3,000円、後期高齢者支援金等22億4,068万1,000円、介護納付金10億3,687万8,000円、共同事業拠出金16億7,781万8,000円を計上いたしました。 次に、議案第3号 平成23年度古河市国民健康保険特別会計(直診勘定)予算については、歳入歳出予算総額7,710万円で、前年度比9.1%、770万円の減であります。 歳入は、診療収入で4,861万4,000円を計上いたしました。 歳出では、総務費で5,470万5,000円、医業費で2,228万5,000円を見込んでおります。 次に、議案第4号 平成23年度古河市古河福祉森診療所特別会計予算については、歳入歳出予算総額2億600万円で、前年度比5.7%、1,240万円の減で、主に診療収入の減によるものです。 主な歳入としましては、診療収入で9,084万7,000円、一般会計繰入金9,397万4,000円を見込んでおります。 歳出では、総務費1億2,314万1,000円、医業費4,772万7,000円を見込んでおります。 次に、議案第5号 平成23年度古河市後期高齢者医療特別会計予算については、歳入歳出予算総額9億7,950万円で、前年度比2.2%、2,080万円の増になります。主に被保険者の増加に伴う保険料負担金の増によるものです。 主な歳入は、後期高齢者医療保険料7億9,200万6,000円、一般会計繰入金の1億7,447万2,000円であります。 歳出では、広域連合負担金9億6,501万3,000円を計上いたしました。 次に、議案第6号 平成23年度古河市介護保険特別会計保険事業勘定)予算については、歳入歳出予算総額70億3,550万円で、前年度比10.6%、6億7,550万円の増であります。主に居宅介護サービス給付費、地域密着型介護サービス給付費、施設介護サービス給付費の増によるものであります。 主な歳入は、介護保険料13億6,781万5,000円、国庫支出金14億6,736万6,000円、支払基金交付金20億722万4,000円、県支出金10億828万2,000円、一般会計繰入金10億4,820万7,000円を計上しました。 歳出では、保険給付費が66億5,000万円で、全体予算の95%を占めております。 次に、議案第7号 平成23年度古河市介護保険特別会計介護サービス事業勘定)予算については、歳入歳出予算総額6,250万円で、前年度比8.7%、500万円の増であります。主に地域包括支援センターの新支援システム導入によるものであります。 主な歳入としましては、介護予防サービス計画費収入で2,628万円、一般会計繰入金3,621万7,000円円です。 歳出では、総務費で4,604万5,000円、事業費で1,597万5,000円を計上しております。 次に、議案第8号 平成23年度古河市公共下水道事業特別会計予算についてでございます。歳入歳出予算総額42億9,430万円で、前年度比1.3%、5,660万円の増であります。主に総和水処理センター及び古河浄化センターの維持管理事業費の増によるものです。 第2表継続費につきましては、中継ポンプ場設備増設工事費で平成23年度から24年度までの2カ年で総額1億6,000万円を計上しております。 第3表地方債につきましては、公共下水道事業債5億2,910万円、特別環境保全公共下水道事業債4,020万円、下水道事業債特別措置分1億8,800万円を計上しております。 主な歳入といたしましては、分担金及び負担金1億793万5,000円、使用料及び手数料11億1,209万9,000円、国庫支出金4億6,020万円、一般会計からの繰入金18億3,676万1,000円を見込みました。 歳出では、下水道事業費22億137万6,000円、公債費20億8,292万4,000円を計上いたしました。 次に、議案第9号 平成23年度古河市農業集落排水事業特別会計予算につきまして申し上げます。歳入歳出予算総額7億6,640万円で、前年度比29.1%、3億1,390万円の減であります。東山田東部地区の整備完了に伴う減額予算となります。 次に、第2表継続費につきましては、農業集落排水整備事業として平成23年度から24年度までの2年間で総額2億3,000万円の予算を計上いたしました。 第3表地方債につきましては、農業集落排水事業債1億20万円を計上いたしました。 主な歳入といたしましては、分担金及び負担金で3,731万1,000円、使用料及び手数料9,657万9,000円、国庫支出金7,500万円、一般会計繰入金3億9,109万1,000円、市債1億20万円を計上いたしました。 歳出では、農業集落排水整備事業2億1,016万円、維持管理事業費1億3,746万1,000円、公債費2億9,271万3,000円、基金積立金2,658万1,000円を計上いたしました。 次に、議案第10号 平成23年度古河市ゴルフ場事業特別会計予算については、歳入歳出予算総額1億1,260万円で、前年度比14.5%、1,910万円の減であります。主に公債費の償還完了によるものです。 主な歳入としましては、協定納付金で1億1,259万9,000円を計上いたしました。 歳出では、ゴルフ場事業費1億260万円を計上いたしました。 次に、議案第11号 平成23年度古河市古河駅東部土地区画整理事業特別会計予算については、歳入歳出予算総額8億5,280万円で、前年度比6%、4,860万円の増であります。主に造成工事等の工事請負費、移転補償費等の増であります。 第2表地方債につきましては、土地区画整理事業債3億円、区画整理地内街路整備事業債1億4,560万円を計上いたしました。 主な歳入としましては、保留地処分金2,108万円、国庫支出金2億1,790万円、県支出金3,880万円、一般会計繰入金4,735万1,000円、基金繰入金7,136万7,000円、市債4億4,560万円を計上いたしました。 歳出では、土木費で8億2,406万5,000円を計上いたしました。 次に、議案第12号 平成23年度古河市片田南西部土地区画整理事業特別会計予算については、歳入歳出予算総額2億7,670万円で、前年度比5.3%、1,390万円の増であります。主に雨水排水工事費と公債費の増であります。 第2表地方債につきましては、土地区画整理事業債4,360万円、区画整理地内街路整備事業債1億5,540万円を計上いたしました。 主な歳入としましては、保留地処分金で219万5,000円、分担金及び負担金で211万8,000円、一般会計繰入金で7,338万5,000円、市債1億9,900万円を計上いたしました。 歳出では、土木費で2億5,543万2,000円を計上いたしました。 次に、議案第13号 平成23年度古河市公共用地先行取得特別会計予算については、歳入歳出予算総額1億4,000万円で、前年度比68.1%、2億9,900万円の減で、古河市土地開発公社の解散に伴うものです。 歳入の一般会計繰入金、歳出の公債費でそれぞれ1億4,000万円を計上いたしました。 最後になります。議案第14号 平成23年度古河市水道事業会計予算については、まず収益的収入及び支出でありますが、収入は24億3,336万4,000円で、前年度比6.4%、1億4,671万6,000円の増であります。 収入の主なものとして、給水収益22億7,182万9,000円を計上しております。 支出は22億1,127万1,000円で、前年度比1.1%、2,431万3,000円の増であります。支出の主なものとして、人件費1億6,246万5,000円、動力費及び薬品費1億8,572万5,000円、修繕費2億6,358万円、減価償却費7億8,105万4,000円、企業債の借入利息2億2,763万4,000円を計上しております。 次に、資本的収入及び支出でありますが、収入は5億9,070万円で、前年度比28%、2億2,989万1,000円の減であります。 収入の主なものとして、企業債5億2,400万円、思川浄水場の建設負担金6,170万8,000円を計上しております。 支出は18億388万9,000円で、前年度比6.5%、1億1,002万4,000円の増であります。支出の主なものとして、思川浄水場沈殿池改良工事など3億269万1,000円、配水管の布設工事5億882万円、配水管の布設がえ工事2億9,250万9,000円、企業債の償還金4億8,419万1,000円を計上しております。 以上で、議案第1号 平成23年度古河市一般会計予算から議案第14号 平成23年度古河市水道事業会計予算提案理由とさせていただきます。 以上です。 ○議長(堀江久男君) 以上で、提案理由の説明は終了いたしました。 △日程第13 新生古河建設計画検討調査特別委員会最終報告について ○議長(堀江久男君) 次に、日程第13、新生古河建設計画検討調査特別委員会最終報告についてを議題といたします。 本件に関し委員長より報告を求めます。 新生古河市建設計画検討調査特別委員会委員長並木 寛議員。          〔新生古河市建設計画検討調査特別委員会委員長並木 寛議員登壇〕 ◆新生古河市建設計画検討調査特別委員会委員長(並木寛君) ただいまから新生古河市建設計画検討調査特別委員会の最終報告をいたします。最  終  報  告Ⅰ 設置及び目的  本特別委員会は、平成20年第3回古河市議会定例会(平成20年12月19日)に10名の議員により、新生古河市建設計画検討調査特別委員会の名称で、新市建設計画・古河市総合計画に盛り込まれた各種施策について、その実現性・実効性・優先順位を継続的に検討・調査し議会としても古河市勢発展に寄与するためとの目的を持ち設置した。Ⅱ 活動経過  平成20年12月19日の第1回開催から3カ年にわたり協議を行い先導的プロジェクト並びに合併特例債の有効利用等について研究を重ねた。Ⅲ 報  告 1 筑西幹線道路整備事業    筑西幹線道路については、平成24年度に新4号国道まで開通予定であるが、計画路線の4号国道への延伸は、当市にとって更なる経済効果が享受でき、投資効果が十分見込める事業であり早期の事業推進が望まれる。よって当委員会では早い段階での事業推進を提言する。 2 総合的文化施設整備事業    合併特例債の活用期限を考慮すると今年度が建設計画の最終年度であり、この制度を活用し市財政負担を最大限軽減し、市民の望む施設整備の推進を図るよう提言する。    なお、今後の計画・設計においては、市民を含め外部有識者等で十分な審議・検討をし、住民にとって最良の施設となるよう提言する。 3 新庁舎建設事業    年々高まる少子高齢化、今後さらに行政コストの圧縮は避けられない。限られた職員で機能的に市民により良いサービスを提供するうえで、その拠点となる新庁舎建設を検討すべき時期であると提言する。 4 合併特例債の有効利用    合併特例債の有効利用については、上記した事項を含め古河市における将来負担を十分考慮し最良の活用を提言する。 平成23年2月21日                          新生古河市建設計画検討調査特別委員会                                 委員長 並 木   寛 以上、報告といたします。 ○議長(堀江久男君) 以上で、報告は終了いたしました。 議長より申し上げます。本件は最終報告であります。よって、この最終報告をもって本日付で新生古河市建設計画検討調査特別委員会を終了いたしたいと存じます。 お諮りいたします。本日付で新生古河市建設計画検討調査特別委員会を終了することに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堀江久男君) 御異議なしと認めます。 よって、本日付で新生古河市建設計画検討調査特別委員会を終了することにいたします。 △日程第14 散会の宣告 ○議長(堀江久男君) 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。 本日は、これにて散会いたします。          午後 1時43分散会...